2012.08.20 あやしいカプラー台座の製作

種別: 鉄道模型

今回は、ボディマウントカプラーの話題です。

TOMIX/マイクロエース/GM製品の多くにはTNカプラー取り付け用のボスが付いています。こういった製品にTNカプラーを取り付ける場合は便利でよいのですが、KATOカプラー(ボディマウント) を付けたい場合もありますよね。しかし、いざ付けるとなると接着材では強度的に不安でメンテナンスにも難があります。

私の場合、これまでは小ネジを使用して取り付けていたのですが、今回、専用の台座を製作してみたのでご紹介します。

やり方としては至って簡単、TNカプラーの台座とKATOカプラーの台座を切り継いで1つにするだけです。写真をご覧になってください。

▽ 原型。
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この原型は異種混合素材でできており、そのまま使用することはできません(市販品のカプラーはPOMでできており、接着剤がききにくいのです)。そこでレジン複製により量産し、使用することにします。カプラー本体とは異なり、台座はレジン製でも強度上の問題はないでしょう。

▽ TOMIX製E231系800代に取り付けたところ。過渡カプなのでE259用部品を利用しジャンパケーブルも再現できます。
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カーブテストもクリアし、問題なく使えそうです。皆様もお作りになってはいかがでしょうか。

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▽ [参考画像] ネジ止めですと、このようになります。この例ではトレーラ車ですが、動力車の場合は困難な場合が多そうです。
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それでは次回。

2012.07.13 KATO製メトロ16000系を1次車に(その1)

種別: 鉄道模型::私鉄

東京メトロ16000系は1次車と2次車では正面貫通ドアの位置が違う点で見分けがつきます。KATOから発売されている「東京メトロ 千代田線 16000系」は前面貫通ドアが左にオフセットした2次車をプロトタイプとしています(車番は47番編成16107~が印刷済み)。

この記事では、KATO製品の非常扉を中央に移設し、1次車を再現することを考えたいと思います。

<手順>

  1. 前面窓パーツ、窓下パーツを取り外し、塗装を落とす
  2. 窓パーツの貫通ドアやワイパーのモールドを削り落とす
  3. 窓パーツに貫通ドアモールドを新設 (t0.2透明プラ板で)
  4. 窓下パーツの貫通ドアスジを埋める
  5. 貫通ドアスジを彫る
  6. 塗装、レタリング ※今回はここまで
  7. 方向幕パーツ製作、ワイパー取り付け →まだ行っていません

モールド削りにはセラカンナが便利です。またスジ彫りにはBMCタガネが便利です(今回は0.2mm品を使用)。

<塗料レシピ>

  • 窓枠:G022
  • 細帯ホワイト:G021
  • ライトグリーン:Mr.64+G021+Mr.66(微量)
  • グリーン:G013+G021+G035(微量)

インレタにはGM製メトロ10000系用を使用しました。

以下、写真。

▽ 正面。方向幕がまだなので違和感。
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▽ 側面。
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次回は方向幕用導光材作成報告になりそうです。ではまた。

【追記】 実車写真を撮ってきました。

▽ 2次車(48編成)。
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▽ 1次車(43編成)。
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2012.05.23 光沢塗装テスト

種別: 鉄道模型::私鉄

Nゲージ車体の表面保護(クリアー)は通常半光沢でよいのですが、私の場合、京急と阪急の2社だけは光沢仕上げとしています。

光沢仕上げにおいて美しい光沢を実現するためには、クリアー層をコンパウンド等で磨いて表面を平滑にするのが一般的ですが、細かなディテールの多いNゲージ車両の場合、それが難しい場合が多いです。そこで、クリアー塗料にリターダを多めに混ぜて光沢感を出すようにしています。

昨年製作したKQ650形では、塗装済み車体に対して光沢クリアー+リターダによるオーバーコートを行いましたが、今回はエコノミーキットでそれを行うとどうなるか試してみました。車体には京急(旧)1000形を使用、塗装は阪急風とし、光沢仕上げの対象となる2社を混ぜ込んでいます

以下、写真です。

▽ 斜めから。秋葉のGMには中間車のバルクしか在庫がなかったため、先頭車の製作は行っていません。
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▽ 横から。
20120523_2

使用塗料は、車体は普通の阪急色、屋根・床下は650と同様です。前述の通り、光沢クリア+リターダによる表面保護を行っています。屋根の向きが逆なのはミスです。

……要するにネタ塗装がやりたかっただけです。

2012.01.17 683系「サンダーバード」波動用R編成をつくる

種別: 鉄道模型::JRW

JR西日本683系電車は大きく分けて「サンダーバード」用0番代(基本6両、付属3両)と「しらさぎ」用2000番代(基本5両、付属3両)が存在します(近年では「ヨンダーバード」も登場しましたね)。 2000番代車は「しらさぎ」用として設計されましたが、「サンダーバード」波動用として製造された付属編成が3両編成4本存在します。

この「サンダーバード」波動用編成(サワR編成)は、他の「サンダーバード」付属編成(キトV編成)とは車種構成、さらには扉の位置までもが異なるため、自由席車(付属編成では7号車)を含む7~9号車 としての運用は避け、おもに指定席10~12号車として運用されています。

R編成と「しらさぎ」付属S編成との差異としては、編成の向きが逆であること、帯の色が異なること、ロゴマークが異なることなどが挙げられ、模型的にはKATO製683系2000番代「しらさぎ」 増結セットの塗り替えのみで再現することが可能です。

今回は、上記製品を用いて塗り替えのみのお手軽改造でサワR編成を作ってみました。

<作業手順>

  1. 元の帯をMr.カラーウスメ液+綿棒で拭き取る
  2. アイボリーが若干薄れたり帯色が若干残っている所があるので、帯を拭き取った部分を中心にアイボリーを吹き付け
  3. しらさぎロゴの塗膜による凹凸をペーパーで軽く落とす
  4. ロゴを削った付近を中心にグレーを吹き付け
  5. 窓下に青帯を吹き付け(窓との間隔: 0.4 mm、帯の太さ: 0.55 mm、前端部にはアールを付ける)
  6. サンダーバードロゴの下地ベージュを吹き付け(楕円形)
  7. ロゴデカール貼り付け
  8. 表面保護

<塗料レシピ>

  • アイボリー:G223 + GM4 + G031 + 色ノ源各種
  • グレー:F#017 + G1007 + G031 + 色ノ源各種
  • 青:Mr.80 + Mr.65 + Mr.67 + G031 + 色ノ源各種
  • ベージュ:Mr.44 + F#005 + Mr.22
  • 適宜、Mr.30フラットベース添加のこと
  • 表面保護:Mr.C181
  • マスキングシートはクラフトロボCC330にてカット。デカールはマイクロドライプリンタMD5500で印刷。使用したインクリボンは特色ホワイト、特色ブルー、メタリックカラーゴールド

丁寧に作業すれば、特段難しい箇所はありません。

▽ 3両全景。
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▽ 大阪寄り先頭車、クハ682-2700。ドアが前位にあるのが特徴です。
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▽ 中間車、サハ683-2400。V編成の中間車とは異なり、ドアが2箇所あるのが特徴です。
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▽ 富山寄り先頭車、クモハ683-3500。V編成ではクハなのですが、R編成ではクモハになっています。そのため屋上通風器が目立ちますね
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▽ 窓下帯の前端部は、アールを描いた仕上がりとしました。
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▽ ロゴの仕上がり具合。
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KATO製683系のほか、最近再生産された681系などと連結して様々な組み合わせで楽しむことができます。(ヨンダーも欲しいところですね

それではまた次回。

2011.09.29 使用塗料メモ

種別: 鉄道模型::私鉄

KQ650の工作についてはいずれまとまった記事を書く予定ですが、その前に使用塗料メモだけでも掲載しておきます。

  • 車体塗り残し補完: GM10黒, GM21小田急アイボリー
  • 車体コート: Mr.GX100スーパークリアーⅢ + リターダ
  • 屋根板: Mr.MT02グレートーン2 + Mr.188フラットベースあらめ・ラフ + Mr.189フラットベースなめらか・スムース
  • 屋根機器: Mr.MT03グレートーン3 + Mr.189フラットベースなめらか・スムース
  • クーラー: Mr.SM04スーパーステンレス
  • パンタ: Mr.SM03スーパーアイアン (下地処理必要)
  • 避雷器: GM37白3号
  • 床下全般: Mr.CK1石垣色
  • HB (高速度遮断器): Mr.311グレーFS36622

床下に使用している「石垣色」は、実際に各種グレー塗料のカラーチップと実車の比較を行い、最も良く似ていた塗料ですので、お勧めです。

屋根板・クーラーは製品状態で塗装されていますがこれを落とした後、塗り直しています。屋根板のざらつきやクーラーの金属光沢が表現でき、模型を上から見たときのリアル感が全く変わってきます。屋根板の塗料としてはMr.MT02が製品の色調にドンピシャです。

パンタの色について (2011.07.10)

▽ 斜め上から。
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▽ 横から。
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▽ ライトユニット点灯状態。方向幕点灯。
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▽ 655-4屋根。クーラーの質感。
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▽ 655-3屋根。
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ではまた次回。