2012.08.20 あやしいカプラー台座の製作

種別: 鉄道模型

今回は、ボディマウントカプラーの話題です。

TOMIX/マイクロエース/GM製品の多くにはTNカプラー取り付け用のボスが付いています。こういった製品にTNカプラーを取り付ける場合は便利でよいのですが、KATOカプラー(ボディマウント) を付けたい場合もありますよね。しかし、いざ付けるとなると接着材では強度的に不安でメンテナンスにも難があります。

私の場合、これまでは小ネジを使用して取り付けていたのですが、今回、専用の台座を製作してみたのでご紹介します。

やり方としては至って簡単、TNカプラーの台座とKATOカプラーの台座を切り継いで1つにするだけです。写真をご覧になってください。

▽ 原型。
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この原型は異種混合素材でできており、そのまま使用することはできません(市販品のカプラーはPOMでできており、接着剤がききにくいのです)。そこでレジン複製により量産し、使用することにします。カプラー本体とは異なり、台座はレジン製でも強度上の問題はないでしょう。

▽ TOMIX製E231系800代に取り付けたところ。過渡カプなのでE259用部品を利用しジャンパケーブルも再現できます。
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カーブテストもクリアし、問題なく使えそうです。皆様もお作りになってはいかがでしょうか。

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▽ [参考画像] ネジ止めですと、このようになります。この例ではトレーラ車ですが、動力車の場合は困難な場合が多そうです。
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それでは次回。