2011.05.06 フォトリフレクタによる列車検出 (TOMIXレールの場合)

種別: 鉄道模型::電子工作

私もやってみました。私の場合は新設区間に設置する用として、フォトリフレクタのみを表面(見える面)に出し、それ以外の素子・導線は裏面に配置してみました。既設区間に設置する場合、表面に全ての素子・導線を露出させなくてはならず、カモフラージュとして踏切板などをかぶせることになるでしょう。

▽ 斜め上から
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▽ 上から
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▽ 裏面の配線はこうなっています。素子は抵抗1個のみです
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▽ 前進での通過前。カメラの特性でしょうかフォトリフレクタの赤外線LEDが光って見えます。可視域外ですので人間には見えません
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▽ 前進で通過中。フォトリフレクタの反応を読み取り画面左の白ランプが点灯しました (実験成功)
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▽ 後退で通過中。フォトリフレクタの反応を読み取り画面左の赤ランプが点灯しました (実験成功)
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▽ 通過後。ランプは消灯しました
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マイコンへの入力に応用出来ますね。ご覧いただきありがとうございました。

補足

  • フォトリフレクタの上面は、レール面より僅かに引っ込む程度にしてみました。
  • 実物の地上子にならい、進行方向により左右の位置(偏り)を変えています。列車進行方向左側のセンサが反応します。
  • レールから赤外線LEDへの給電にはレールと導線のはんだ付けが必要ですが、今回はレール下面にはんだ付けしてみました。
  • 今回はフォトリフレクタ(プルアップ)のコレクタにコンパレータを接続して電圧比較し、その出力をLEDにつなぎ反応をテストしています。
  • 裏面の配線には余っていた燐青銅線を使いましたが、もったいなかっただけで特に意味はありません。